2021/07/05

東京しごと財団障害者委託訓練 実践的RPAプログラム作成コースを開始しました!

2021年7月1日から東京しごと財団が実施する障害者委託訓練※1を開始しました。
障害者委託訓練とは、厚生労働省が「障がい者の多様なニーズに対応した委託訓練事業」を東京都に委託している事業で、障がいのある求職活動中の方が、就職に必要な知識・技能等を習得し、職業人として自立することを目的におこなわれています。

 

大東コーポレートサービスでは、2019年からITを活用した人材育成及び職域の拡大に取り組み、現在10名の障がいのあるプログラマーが活躍。
年間220案件以上の定型業務をRPAで自動化し大東建託グループの業務効率化に貢献しています。

IT技術の習得や集中力などプログラマーに求められる適性に、興味があることへの集中力やあいまいさが苦手といった精神・発達障がいの特性が対応することがこれまでの経験から得られました。
そのスキルとノウハウを就労を目指す障がい者にも広げていくため、この度RPA※2開発のプログラミングスクールを開講することになりました。


 

このプログラミングスクールでは、「RPA教材の例題」で基礎を学び、次のレベルでは「手順を自分で考える」など体系的にスキルアップでき、プログラム開発未経験者でも短期間で技術を習得することができます。
また、ビジネスマナーや履歴書、障がい履歴や配慮事項の書き方などの就労における基本的な内容についての指導もおこないます。

これにより障がいのある人の職業選択の幅や可能性が大きく広がります。

大東コーポレートサービスでは、ITを活用した人材の育成で一人でも多くの方が社会で活躍できる取り組みを積極的におこなってまいります。

※1:障害者委託訓練
障害者委託訓練とは、東京しごと財団がハローワークと連携して実施する障がいのある方のための多様な職業訓練です。障がいのある方が仕事をする上で役立つ知識や技能を短期間で身に付けることを目的に、企業、民間教育機関、社会福祉法人、NPO法人等、様々な機関に訓練を委託して実施しています。
※2:RPA
Robotic Process Automationの略で従来は人の手でおこなっていた定型業務を、ロボットに自動処理してもらう仕組み。

東京しごと財団 障害者就業支援課担当者からのコメント

RPAというあらたな委託訓練事業を通して支援することで一人でも多くの方が社会参加できることを願っています。

実践的RPAプログラム作成 訓練の概要

委託訓練PDF

主催 東京しごと財団 障害者委託訓練申し込みページ
応募期間 2021年7月1日(木)~
応募方法 居住地管轄のハローワーク「障害者職業相談窓口」
料金 無料
訓練対象者 精神・発達障がいで精神保健福祉手帳または意見書等をお持ちの方
居住地管轄のハローワークに求職登録及び訓練受講の推薦を受けた方等
訓練スケジュール 期間:1ケ月間(12日間/66時間)
時間:10時~16時30分(休憩60分) 土日・祝日は休み
訓練場所 大東コーポレートサービス(株)虎ノ門オフィス
〒105-0001 東京都港区虎ノ門四丁目1番28号 虎ノ門タワーズオフィス19階